D.A-Boosterは何ボルトまで使えますか? 一番オススメの電圧は何ボルトですか?【エフェクター】
D.A-Boosterは何ボルトまで使えますか?
こんな質問がちょくちょくきます。
前のD.A-Boosterの電源部には『9V-18V』というシールを張ってありました。
18Vまで使えますよ。ということです。
いまのシールは『9V』です。
なぜ変更したのか?、そもそも電圧で音が変わるのか?
D.A-Boosterはなんボルトで使うべきなのか?
そんなお話です。
目次
エフェクターは電圧で音が変わるのか?
まず、そもそも電圧で音が変わるのか?ですが、
エフェクター作りを始めた頃にいろいろと試していました。
いいかどうかの感じ方は人それぞれなのですが、どう感じるかというと
シンプルに表現すると「よりクリア」に感じます。
D.A-project製品はいずれも18Vまでは使えるので試せる方は試していただいて、
ご自身で体験していただければと思います。
僕もエフェクター作りを始めた頃に電圧を上げた音を気に入って
色んなエフェクターで試していました。
そんなときに「このエフェクターなんボルトまでいいんだろう?」と、
僕自身も気になって調べたりしていました。
そんな事もあったのでD.A-Boosterを販売開始当初は『9V-18V』と明記していました。
エフェクターの電圧は9Vより18Vの方がいいのか?
そうするとこんな質問が来る事がありました。
エフェクターの電圧は9Vより18Vの方がいいのか?
「9Vより18Vの方がいいのか?」
これは困ります。いいか悪いかは個人の感覚ですし、
18Vのアダプターやパワーサプライって一般的では無いので、
わざわざ用意してお試しくださいとは言いにくい。
D.A-Boosterは18Vじゃないと本領発揮しないのか?
こんな質問も
「9V-18Vとあるが、D.A-Boosterは18Vじゃないと本領発揮しないのか?」
そんな事は無いですが、こう書かれていると確かに、
知らない人が見たら数字が大きいほうが強そうとは思っちゃいそうです。
そんな事があったので次のシールの発注のタイミングで
シンプルに『9V』と表記することにしました。
D.A-Boosterのオススメの電圧は「9V」
じゃあD.A-Boosterはなんボルトで使うべきなのかというと
『9V』
です。
D.A-Boosterを使っている方はクリアな音を感じていただいていると思います。
D.A-Boosterを開発段階で使用電圧は9Vと決めて、その上で電圧を上げたようなクリアな音になるように開発したためです。
ギタリストとして活動していた時にエフェクターによって、
使う電圧が違ったり、専用アダプターだったりが煩わしかったので、
全エフェクターはパワーサプライ1個で完結するべく9Vで統一すべきと思っていたのもあり9Vで開発しました。
そんな訳で作った僕としては9VがD.A-Boosterにとってベストな電圧です。
最後に、もともとギタリストで、機材を提供する側に回った身としては、
ギタリストには、部品の音の違いや、こまかい電圧による音の違いなどに悩む時間を、
練習する時間にあてて欲しいです。
細かいピッキングの方がよっぽど誰にでもわかる音の違いをだせますので。
部品や電圧に悩むのは作る側だけでいいと思ってます。