とうとうD.A-Boosterの偽物が出てきた。
先日、あるユーザーさんからD.A-Boosterを語る偽物が販売されてる事を教えてもらいました。
この件で考えた僕なりの「物作り(クリエイティブ)に対する考え方」を書いていきたいと思います。
偽物登場はヒーローの証
僕はこの時に、「とうとう出てきたな。」という気持ちがあり、怒りは全く無く、
むしろ喜の方が強かったです。
昔から漫画やアニメを見ていたので、「偽物登場はヒーローの証」
そんな気持ちでした。
とはいえ、様々なよくない事が想定されるので
販売されているサイトを通して対応しております。
物作り(クリエイティブ)に対する考え方
ここからは僕の物作り(クリエイティブ)に対する考え方を書かせていただきます。
大前提として様々な製品や、コンテンツにおいてコピーは物作りでは無いと思っています。
誰もがなにかを始める時に、誰かに憧れてそのマネから始めると思います。
そのマネを突き詰めるのはいい研究になり、新しい発見もありとてもいい事だと思います。
でも、それをどれだけ突き詰めても本物ではありません。
プラモデルを説明書通りに組み立てているようなものです。
真似をする中で、じゃあ自分ならどうするか?
そこを突き詰めていくことで物作りが始まると思っています。
自分が納得できるまで、試行錯誤し、足りない知識があればまた研究をする。
今はネットで様々な人の、様々な研究を見ることが出来ます。
これを調べるだけでは自分の研究ではありません。
他人の研究を見て納得してしまうのも研究のコピーのようなことだと思います。
「この機材はこういう音です。」という記事や動画を見て得た感覚と、
実際に使ってみての感覚は大きく違うことが多々あります。
実際に使っての感想と、ネットで見た感想では信頼性が違ってきます。
実際に経験して得た情報をもとに作られた物にこそ信頼性があると思います。
そういった経験を積み重ねて、自分の理想のものを組み立てていく事こそがクリエイティブだと思っています。
妥協すること無く、そうして出来上がった瞬間の感動はそれを経験した人にしかわからないものがあると思います。
そして、誰かのマネじゃない、コピーしたものじゃない、自分だけのものを
生み出した喜びを知ってる人(それを成せた人)は、誰かのマネで利益を得ようなんて考えません。
その対象の物を生み出した苦労が解るし、自分が生み出したものじゃないのに喜ばれても嬉しくないからです。
そういう志向こそがクリエイティブ志向だと思ってます。
D.A-Boosterの名を語らずに正々堂々とオリジナル製品として販売して欲しい
ですので、D.A-Boosterをマネしてくれるのは、それだけいい物として認めていただけたということで嬉しいですが、それを販売するのはその人のクリエイター活動にとってただの傷にしかならないと思います。
D.A-Boosterをマネをして、「自分ならこうする」っていう試行を繰り返してD.A-Boosterよりいい。自分のオリジナルだ!と言えるブースターを生み出したのなら、是非D.A-Boosterの名を語らずに正々堂々とオリジナル製品として販売して欲しいと思います。
本当に良い物は、ちゃんと評価してもらえると思っているので。